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転倒事故29-3週間ぶりの再診

2012/05/16 05:42

 

2012年の3月末、3週間ぶりに整形外科を受診した。 これまで受診間隔が1週間から2週間と伸び、今回の3週間は初めてである。 まぁ、それだけ安定しているのだろう。

 

今回の受診時刻は10時半であるが、例によってその30分前に左肩のX線撮影を行った。 撮影後、整形外科の待合室で受診順を待っていると、今日は進みが早い! 事実、1020分頃に中待ちに呼ばれた。 この総合病院で、予約時刻以前に呼ばれたのは、初めてである。

 

そして前の患者の診察が終わると、診察室内に呼ばれた。 画面のX線像を見ていたMM医師は、振り返って挨拶をした。 そして、骨折の恢復が順調である事を告げてくれた。

 

早速、リハビリの説明になった。

 

   「もう、左手でカバンを持ってもイイですよ。 それに、手をついても・・」

 

と、お墨付きを貰えたと思ったら、

 

   「でも、ドーンと(左)手を突いたら、また・・」

 

と、釘を刺す事も忘れなかった。 さらに、

 

   「腕も、ドンドン動かして下さい。 例えばバンザイをして」

 

と、両手を挙げてバンザイの真似をした。 私も両腕を組んで、ほぼ真上まで挙げて見せた。 するとMM医師は、

 

   「良く挙がりますねぇ」

 

と、褒めてくれた。 それを聞いた妻が、

 

   「でも先生、片手では挙がらないんですよ」

 

と、言うと

 

   「(今の段階では)仕方ないですよ」

 

と、フォローのコメントを寄せた。

 

 

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診察201203-5

2012/05/14 05:34

 

I医師は私の病名や症状について述べた後、次に、抗パーキンソン薬について、こう説明した。

 

   「確かに、パーキンソン病のお薬には、すくみ足に効くのもあるの・・」

 

パーキンソン病の症状を改善する薬剤は、その作用機序からいくつかに分類される。 それらは機序が異なるので、症状に対する効果のスペクトラムが異なる・・と言う事なのだろう。

 

しかし、その薬を適用しないのには、理由あっての事である。 勝手に推測すれば、

 

       パーキンソン病のすくみ足に有効な薬剤が、直ちに(同)症候群のすくみ足にも有効だと言う確証は、(一般論として)まだ無い。

       症状緩和のために薬剤に頼りすぎるのは、賛成できない。

       狭義のすくみ足とも、考えられない。

 

等であろう。  ②については、従前より「薬半分、リハビリ半分」と言っていた。 ③については、

 

   「やろうと思えば、できるんでしょ?」

 

と言う言葉に集約されている。 I医師の考える、薬(を使ってでも)で改善しなければならない症状と言うのは、もっと重篤なのであろう。

 

では、なぜすくみ足を改善する薬の存在を、(処方する訳でもないのに)紹介したのだろう。 それは、決して知識の誇示ではなく、

 

「まだ、こんな方法もあるのよ」

 

と、妻や私を安心させるためであろう。

 

そして、現在の処方を、もう7週間続ける事となった。

 

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診察201203-4

2012/05/12 07:31

 

最後に、症状と薬効についての話題となった。

 

先ずは、病名や症状について、I医師は次の様に述べた。

 

   「○○さんは、パーキンソン病かパーキンソン症候群か・・と言うと、私はパーシンソン症候群の方だと思っているの。」

 

   「(だって症状は)歩行障害だけでしょ?」

 

これに対して、私が

 

   「実は、すくみ足も・・」

 

言うと、I医師は続けた。

 

   「(典型的なパーキンソン病患者の)『すくみ足』って、こんな感じよ」

 

と言いながら、手のひらで机を強く抑えながら、腕を震わせて見せた。 足がすくんでいる様子を模しているのであるが、中々手(足)が出ない。 暫くブルブルさせて、吐息と共にやっと一歩を出した。

 

   「それから比べると○○さんの場合は、(足を)出そうと思えば出るんでしょ?」

 

私がI医師の手から視線を上げて目で肯定をすると、I医師の目は、

 

   (○○さんの言う「すくみ足」は、本当にすくんでいるとは言えないの)

 

と言っている様だった。

 

次に、抗パーキンソン薬について、こう説明した。

 

 

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診察201203-3

2012/05/10 06:13

 

その後、服薬と投薬の話になった。 メモには次の様に書いておいた。

 

服薬アドヒァランス

 

① 服薬率: 147/147 (100%を、達成!)

② 服用方法

   ・ 指示の処方

         : ビ・シフロール0.5mg   ×1 + マドパー配合錠×1

         : ビ・シフロール0.5mg   ×1

         : ビ・シフロール0.5mg   ×1 + マドパー配合錠×1

   ・ 実際の服用

      朝08:30   : ビ・シフロール0.5mg   ×1 + マドパー配合錠×1

      昼15:00   : ビ・シフロール0.5mg   ×1 + マドパー配合錠×1

      夜21:00   : ビ・シフロール0.5mg   ×1

   ・ 変更理由

      処方通りでは、夕方(5時頃)、疲労感・脱力感が強く現れてしまう。

      実際の服用方法でも、夜中や早朝にトイレに起きた時、脱力感は無い。

      上記の現象には、再現性があった。

③ 仮説(体験からの帰納)

・ マドパー配合錠は速効性、ビ・シフロール錠は遅効性である。

・ マドパー配合錠の効果発現パターンは、次の通り。

      服用後、効果発現まで約1時間掛かる。

      薬効のピークは、服用3-4時間後に出現する。

      効果は、約7時間で消失する。

 

I医師は、この「100%を、達成!」を見て、ニコリと笑んだ。

 

   「おお、遂に100%ね!」

 

と。 私が反応しなかったら、少し間を置いて

 

   「私が管理してましたから・・」

 

と妻が実態をばらしてしまった。 そして、服薬方法に関しては、

 

   「処方薬をどの様に飲んだら良いかは、患者さんが一番体調の良い方法を選んで良いのよ」

 

と、I医師は認めてくれた。 これは、③の効果(=「ここまで理解して服薬方法を変更しているなら大丈夫」と思った)であろう。 パーキンソン病患者の中には、処方されたL-DOPAをガブ飲みし、追加処方を求めて受診する人もいると言う。 それから比べたら、私の服用方法の変更に、十分な合理性を認めてくれたのだろう。

 

 

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診察201203-2

2012/05/08 06:19

 

転倒事故後の様子を知ったI医師は、診察に入った。

 

最初に、関節の歯車様拘縮の有無を調べた。 先ずは右腕、続いて左腕であるが、左腕の肘関節を廻すときは、

 

   「動かしてもイイですか?」

 

と、私に確認した。 肘から別には損傷がなく、従って痛みも無い。

 

で、本日はこれだけだった。 通例であれば、眼振や歩行、姿勢反射のテストを行う。 今回それらを省いたのは、①入室の様子を観察していた事と、②「症状に大きな変化は無かった」と言う報告を受けた事によるのであろう。

 

この後に再度、症状に変化が無かった事に、絶賛を受けたのである。 私としてはパーキンソン症候群と骨折とは別物。 そして後者は、いずれは治るもの。 ・・と思っていたが、I医師の思っていた事は違っていた様だ。

 

今にして思えば、きっとI医師は転倒事故や骨折をきっかけに、ADLQOLを落としてしまった患者を多数診てきたのだろう。 そして、私の場合もそれを懸念していたのであろう。 前回受診時の、I医師の最後の言葉、

 

   「次回(の診察時に)は、(骨折に負けない)元気な姿を見せてくださいね!」

 

は、そんな激励の意味もあったに違いない。 でも当時は、私にはそこまで思い遣ることができなく、ほぼ反射的に

 

   「ハイ! 有難うございます」

 

と答えたのみだった。

 

その後、服薬と投薬の話になった。 メモには次の様に書いておいた。


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診察201203-1

2012/05/06 06:42

 

2012年の3月下旬、7週間ぶりの脳神経内科の受診日となった。 予約時刻である15:3020分ほど前に、妻の運転で総合病院に到着した。 診察券を受付機に通し、脳神経内科の前で待っていると、予約時刻から程なくして「中待ち」に呼ばれた。

 

中待ち用のソファーに腰掛けて待っていると、壁に新しいポスターが掲示されていた。 多系統萎縮症と類縁疾患の家庭看護に関する、パネルディスカッションの開催案内である。 定員は80名であるが、申し込めばインターネットのライブ配信を受ける事ができるそうである。 外出の難しい患者や家族には、配信の方が便利であろう。

 

そんな事に感心しながらそのポスターに見入っていると、診察室の扉が開いて、I医師の姿が見えた。 そう、自分で開けたのである。 理由は、私がソファーから立ち上がる様子を観察したかったのであろう・・

 

呼ばれて診察室に入り、診察券を提示した。 もう「顔パス」で十分であるが、診察室の入り口にその旨のポスターがあったからである。 I医師も、敢て診察券は見なかった。

 

   ―――――――――――――――――――――

 

私は杖を妻に渡し、患者用の椅子に掛けた。 そうして、定番であるメモを渡した。

 

前回受診以降の症状の変化

 

      症状に、特に変化は無かった。

      但し、1月下旬発生の転倒事故の影響が残った。

      安静(=運動量低下)による、筋力の低下。

      不自然な姿勢(=左腕の固定)による、バランスの悪化。

      再度の転倒防止のための、杖の常用。

 

I医師はそれを読み、次の様にコメントし、安堵を示した。

 

   「この『特に変化が無かった』と言うのが、よかったわ」

 

と。 つまり、転倒事故を受けて症状が悪化したのでは? ・・と言う懸念を持っていた様である。

 

そして、整形外科のカルテをモニターに出し、

 

   「(左腕の振幅は)90度(=水平)まで、許可・・ね」

 

と、確認した。

 

 

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シマジンの効き目

2012/05/04 05:59

 

春彼岸の到来と共に元気になってくるのが、雑草である。 まだ発芽前ではあるが、今の内に対処しておきたい。 それには、シマジンが適している。

 

   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%B3

 

ホームセンターには、水和剤と粉末とが売られている。 水和剤の方が安価ではあるが、私は撒布に便利な粉末を購入した。 4kg入りで、1380円(税込み)だ。 標準として、1kg1アール分なので、家の芝生の面積には十分だ。

 

先ずは農業のプロである義母に、撒布方法を尋ねた。

 

       晴れた日、風の強い日は、撒かない。 大雨の前にも、撒かない。

       小雨が降る直前に撒くと理想的。

       雑草が小さいうちに、撒布する。

       薄く、均一に撒く。 (だだっ広い場所は目印がないので、ムラになり易い。)

 

そこで先ずは、芝生に撒いてみた。 と言っても、実際に撒いたのは、妻であるが・・

 

   ――――――――――――――――――――――

 

芝生に除草剤を撒いたら、芝が枯れてしまうのではないか? そんな懸念を持たれた読者もいるかも知れない。 でも、シマジンは芝生への適用があり、実際に義母は自宅の前の芝生に撒いていたと言う。

 

どうやらシマジンは、盛んな細胞分裂を阻害するらしい。 そのため発芽抑制効果が強いのだろ。 逆に、成長しきった植物体は、細胞分裂が盛んではないので、影響が少ないと思われる。

 

    ――――――――――――――――――――――

 

妻は、口をマスクで覆い、ゴム手袋をして、一気に4kgを撒いてしまった。 粉体の撒布は、簡単である。

 

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百地蔵尊

2012/05/02 05:56

 

2012年の3月中旬となり、春彼岸が近づいたので、百地蔵尊の札を貼りに墓地と菩提寺に出かけた。 札はA4サイズの普通紙に縦に5枚ずつ印刷し、裏に両面テープを付けて作成した。 A420枚印刷すると、都合100枚の札が完成した。

 

   奉納 百地蔵尊 ○樹院○精寿徳○覚居士 二世為安楽也

 

札、線香、着火器を持ち、途中「道の駅」で花を買いながら、妻の運転で墓参した。 

 

先ずは墓の古い花を片付け、線香台の灰を捨て、献花台の水を替え、新しい切花と線香とを手向けた。 次に入り口付近のお地蔵様に、線香を上げながら札を貼って行った。 既に数枚の札が貼ってあるが、その上から重ねて良いらしい。

 

   http://img.pics.livedoor.com/011/5/0/50568c458e4a896e972c-1024.jpg

 

それでも20枚程しか消化できなかったので、車で菩提寺に移動した。

 

10分程で寺に到着すると、寺に隣接する墓地のお地蔵様にも、既に数枚の札が重ねて貼ってあった。 そして、お地蔵様には緋色の涎掛けが掛かっていた。

 

うろ覚えで恐縮だが、お地蔵様は此岸(この世)と彼岸(あの世)との、情報交換をしてくれると言う。 不幸にして落命した幼子に、親が心配している事を伝えてもらうために、児に掛けるはずだった涎掛けをお地蔵様に託すとか?

 

   ―――――――――――――――――――――――

 

墓地にはその他、沢山のお地蔵様がいたので、この寺だけで残りの札を貼り終える事ができた。

 

こうして2時間程で全行事が終了したので、帰宅後、道の駅で買った赤飯で昼食を済ませた。 きっと故人も喜んでいる事だろう。

 

 

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転倒事故28-リハビリ

2012/04/30 06:22

 

診察の最後は、リハビリの指導である。

 

MM医師は私に椅子から立って、下げた左腕を前後に振って見る様に求めた。 私は左腕を振りながら、徐々にその振幅を増し、最後には前方ほぼ水平まで上げられた。

 

次に、左右に振る様に求めた。 しかし、こちらは水平までは及びもしなかった。 きっと方向により、関節に拘縮があるのが分かったのだろう。

 

MM医師は急に振り返り、カレンダーに目を遣った。 そして

 

   「次回(の診察日)は、いつにしましょうか? ○○日か、○○日か・・」

 

と、候補日を2つ挙げてくれた。 それぞれ、2週間後と3週間後である。 まぁ、安定し、特別な不安もないので、3週間後でお願いした。

 

すると、リハビリについて、こんな指導があった。

 

   「それでは最初の2週間は腕を水平まで、その後は上がる所まで上げてイイですよ」

 

と言いながら、MM医師は椅子に座ったまま、自分の腕を高く上げて見せた。 フムフム、これで大体の様子が分かった。

 

   「もし十分上がらなかったら、奥さんに手伝ってもらってもイイし・・」

 

とも添えた。 妻は反応しなかったが、別の質問をした。

 

   「あのぉ・・ このベルトは(まだ)しておいた方が良いんでしょうか?」

 

   「ああ、もう要りませんね。」

 

   「じゃあ、三角巾は?」

 

   「そうですねぇ・・ 家ではしなくても良いでしょうが、外出する時は付けた方が良いでしょうね・・ 周囲が注意してくれますし・・」

 

と言う事になった。 これで、あの不便な拘束から開放されたのであった。

 

こうして診察は終了したので、妻と私は礼を述べて診察室の扉を閉めた。

 

 

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転倒事故27―緊急手術

2012/04/28 06:45

 

20123月上旬、整形外科の受診日となった。 実は前日が元々の予約日であったが、総合病院から自宅に電話があり、MM医師に緊急手術が入ったので診察を別日にして欲しい・・と連絡があったのである。

 

いつもの様に診察時刻である10時半の30分前にX線撮影をする様に言われている。 そこで妻の運転で、途中銀行に寄りながら総合病院に出かけた。 病院の駐車場が一番混む時間帯なのであろう、駐車場の係員に促されて進み、立体駐車場の3階に漸く空きを見つける事ができた。 ここからは一旦駐車場内のエレベーターで地上におりてから、病院に入る様になっている。

 

そこで病院内に入り診察券を受付機に通すと、電話で予約変更した通りの診察時刻となっていたので、安堵した。 

 

一旦整形外科の受付に出向き、X線撮影のオーダー票を作成してもらい、その票を放射線科の受付に提出した。 廊下の椅子に座り、コートを脱いで撮影を受ける準備をしていると、直ぐに呼ばれた。 ここで左肩のX線撮影を行い、整形外科に戻っての待合室で受診の順番を待った。 

 

緊急手術が入ったために、2日分の患者が今日に集中するのかと懸念はしたが、さほど多くなく、11時には呼ばれた。 緊急手術のしわ寄せがある訳でもなさそうだ。

 

   ――――――――――――――――――――――

 

呼ばれて診察室に入ると、机上のモニターにはX線像が表示されていた。 先程撮影した、左肩である。 担当のMM医師はマウスで画像を拡大しながら、恢復が順調である旨の評価をした。

 

そして、ベルトを外し、骨折部位を触診した。 左上腕骨の肩関節の直下を指で押しながら一周し、MM医師は私に痛みの有無を尋ねた。 痛みは全く感じられなかったので、私はその旨を答えた。 左腕を動かすと角度により痛みはあるが、骨折部位に起因する様ではなさそうだ。 少し、安堵した。


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